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私の大好きなギタリスト! [JAZZ]

私の大好きなギタリストの一人ラリー・カールトンのアルバム

singing/playing / Larry Carlton

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初めてラリー・カールトンを聴いたのは友人に「すごくいいギター弾くのがいるぞ!」と薦められて聴いたクルセイダーズの「チェイン・リアクション」(このLP持ってたけど誰かに貸して戻って来なかった・・・)で、その当時はそんなに派手さも無くピンと来なかったものである。
その後スタジオ・ミュージシャンとして参加してるアルバムを何枚も聴き(好きなミュージシャンのアルバムにかなり参加している)お気に入りのギタリストとなった。
玄人好みのギタリストでプロ・ミュージシャンにもファンは多い。

このアルバムはクルセイダーズ在籍時の1973年にリリースされたセカンド・アルバム。
26歳の時のレコーディングだがもちろんギターはギブソン#335、今もなお現役で素晴らしいプレイを続けてるがこの頃からプレイ・スタイルは完成されていたんだなと感心する出来映えである。
特筆すべきはタイトル通り全8曲のうち、なんと6曲もヴォーカルをフィーチャーしている事である。
歌はあまり上手いとは言えないが味のあるギターとマッチして快く聴く事が出来る。
ヴォーカル・バージョンはすべてマイケル・オマーティアン(keys)がサポート。
インストルメンタル・ヴァージョン2曲はクルセイダーズのメンバーとのセッションになっている。


SLEEPWALK / Larry Carlton

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1981年にリリースされたこのアルバムはスタジオ・ライブ風に録音されていてONE TAKEの新鮮さが漂う出来になっている。
参加ミュージシャンはスティーブ・ガッド、ジェフ・ポーカロ(ds)、デヴィッド・サンボーン(sax)エイブラハム・ラポリエル、ポップス・ポップウェル(b)テリー・トロッター(keys)他腕利きミュージシャンとの競演だ。
本人が「すごくリラックスして作る事が出来た」とコメントしてるだけあって仲間とのセッションを楽しんでるかのような雰囲気を味わえる傑作である。

久々に聴くラリー・カールトン・・・やっぱ良いわぁ♪



Playing/Singing

Playing/Singing

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Edsel
  • 発売日: 1995/11/21
  • メディア: CD



Sleepwalk

Sleepwalk

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wea Japan
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD



IT'S A BEAUTIFUL DAY [Rock]

私が二十歳前後の頃、休日に京都の従兄弟の家に遊びに行き、輸入盤を買いに京都の街に繰り出していた。
河原町でたまたま見つけたロック喫茶「治外法権」狭い店内には信じられない大音響でロックが流れていた。
いまだかつてレコードをこんな大音響で聴いたのはここだけではないだろうか・・・
すごく気に入って何度も京都に行くたびに通ったものだ♪
店名を覚えてたのでググってみたら・・・場所は変わってたけどまだ健在であった(感激!)
そして行くたびによくかかっていて、ジャケットに魅せられて購入したアルバムがある。

IT'S A BEAUTIFUL DAY / IT'S A BEAUTIFUL DAY

It's A Beautiful Day.JPG


1967年サンフランシスコでヴォーカル&バイオリンのデヴィット・ラフレームを中心に結成され4枚のアルバムを残し’74年に解散している。
60年代のサイケデリック・ムーブメントの中、60年末期〜70年代初頭のラブ・ジェネレーションの中心となりグレイトフルデット、ジェファーソンエアプレイン、サンタナ等ウエストコーストを代表するバンド。
これは1969年に発売された1st.アルバムである。
一種のメディテイション・ミュージックでありLSD体験時から生まれたトリップ・ミュージックだとされている。

「WHITE BIRD」で始まるこのアルバムはバイオリンと女性ボーカルのからみがグループ独特のサウンドを醸し出している。
「WASTED UNION BLUES」などはトリップ・ミュージックを象徴する曲でクリムゾン的なギターとピアノで始まりバイオリンでぐいぐい引っ張られて行く感じがたまらない。
B面3曲は組曲風な作りになっていて1曲目の「BONBAY CALLING」は翌年発表されたディープパープルの「Child in time」そのものである・・・聴いてほしいなぁ

今聴くと全体に古さは感じるものの最近聴かなくなったサウンド感が心地よい。
やっぱりこれは名盤と言っておこう♪
CD化されてるのでいつでも聴けるアルバムだが一時期ジャケットの使用許可が出なくて裏ジャケットのカモメの写真が使われてた物もある。

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こちらがその裏ジャケットです。


It's a Beautiful Day

It's a Beautiful Day

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: San Francisco Sound
  • 発売日: 2001/11/13
  • メディア: CD




もう1枚このバンドのアルバムがあったので続けて録音してみた。
CHOICE QUALITY STUFF/ANYTIME / IT'S A BEAUTIFUL DAY

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1972年発売の3rd.アルバム。
A面がCHOICE QUALITY STUFFサイドで6曲、B面がANYTIMEサイドで5曲収録されている。
アルバムはあるものの聴いた記憶がほとんど無い・・・
1st.アルバムに比べると随分ポップな仕上がりになっている。
インストの曲も2曲入っていて1st.アルバムのようなトリップ・ミュージックのイメージは無く普通のアメリカン・バンドという感じだ。
可もなく不可もなくといった印象のアルバムでした。


チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: マスクラット・レコード
  • 発売日: 2008/12/10
  • メディア: CD



STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS [Rock]

私はアメリカン・ロックが大好きで、特にウエスト・コーストの音楽を特に好んで聴いていた。
たぶんその中で一番聴いているのがドゥービー・ブラザーズだ。
1970年にトム・ジョンストンとパトリック・シモンズが中心となって結成され翌1971年にレコード・デビューしている。
ロックンロール好きのトムとカントリー/フォーク系のパットの二人が対照的な曲を提供しているのがバンドの魅力となっている。

STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS

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このアルバムは1975年にリリースされた彼らの通算5枚目のアルバムで前期の最高傑作である。
このアルバムからスティーリー・ダンにいたジェフ・バクスターが正式にメンバーとなりトリプル・ギターとツイン・ドラムスのラインアップは強力で迫力満点だ。
このアルバムではホーン・セクションとストリングスを大胆に導入し、よりパワーアップしたサウンドが味わえる。

①トムの曲「SWEET MAXINE」:リトルフィートのビル・ペインのキーボードで始まるこの1曲目からドゥービー・サウンドにどっぷりと入り込んでしまう。
途中のシャウト部分で鳥肌が立ってしまったぜぃ!
②2曲目はパットの「NEAL'S FANDANGO」・・・新加入のジェフのベダス・スティールに二人のギターが絡み合っていい味出してます。
④「TEXAS LULLABY」ではギター・ソロがテープの逆回転を使った面白い演奏になってたりする。
⑤「SLAT KEY SOQUEL RAG」・・・パットとジェフの二人のアコースティック・ギターが心地よいインストルメンタルでライヴでは必ず演奏するお決まりの曲だ。
⑦「I CHEAT THE HANGMAN」パットのこの曲は前作のヒット曲「ブラック・ウォーター」の流れを引き継ぐ新しいドゥービー・サウンドの大作でコーラス、ストリングス、演奏すべて計算され、群を抜いた出来映えである。
⑨「RAINY DAY CROSSROAD BLUES」トリプル・ギターだってのにさらにライ・クーダーのボトルネック・ギターまでフューチャーされた豪華版!

このアルバム発表後、1975年に初来日公演を行っている・・・見に行きましたよ!
この公演にはトム・ジョンストンも来日しているが体調不良でその後ライブ・メンバーから抜けている。
この時、マイク・マクドナルドもトムのサポート・メンバーとして正式メンバーとなり初来日公演がマイクの新メンバーお披露目となっている。
その後、マイクは音楽的にも中心メンバーとなりサウンドは洗練されたAOR色が強くなりグラミー賞を受賞するアルバム「ミニット・バイ・ミニット」(1978年発売)へと続いて行くのだ。

その後も来日公演は数回見に行ったなぁ・・・解散コンサート、再結成ツアーどれも良かった、今でも大好きなグループです。


スタンピード

スタンピード

  • アーティスト: ドゥービー・ブラザーズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD



Fleetwood Mac / Fleetwood Mac [Rock]

記念すべきLPレコード/デジタル化のファーストアルバムは「Fleetwood Mac / Fleetwood Mac」に決定!

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私はフリートウッド・マックが大好きである!
しかし、このグループほどメンバーチェンジと音楽性の変化がめまぐるしいグループは珍しい。

1967年にピーター・グリーンとミック・フリートウッドを中心に結成されジョン・マクビーが参加「ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック」で翌年1st.アルバムをリリース。
サンタナの大ヒットで有名になった「ブラック・マジック・ウーマン」もこのグループのオリジナル曲で1968年にリリースしている。
そしてグループ名を「フリートウッド・マック」とし同年8月に「英吉利の薔薇」をリリース。
泥臭いブルース・バンドでアメリカでも注目を浴びるがピーター・グリーンやジェレミー・スペンサーが相次いでドラッグの為、1970年に脱退。
   ・・・いずれこの頃のLPもUPいたします・・・

この頃からメンバーチェンジが頻繁になり1970年にクリスティン・マクビー、翌年ボブ・ウェルチが参加しポップなサウンドへと変貌していく。
1974年までに4枚のアルバムをリリースし拠点をアメリカ・カリフォルニアへ移すがボブ・ウェルチが脱退しバンド存続の危機を迎える。
そして運命の出会い・・・ミックは「バキンガム・ニックス」というアメリカ人のデュオのアルバムを聴き12月にリンジー・バッキンガムに連絡を入れる。
バンドに誘われたリンジーは共作者でもあるスティービー・ニックスを同行することを提案し、新しいバンド・メンバーとして参加することになる。
そして1975年このアルバム「フリートウッド・マック(邦題はファンタスティック・マック)」を発表する。

よりポップになった新生フリートウッド・マックは「セイ・ユー・ラブ・ミー」「リアノン」といったヒット曲が生まれ初の全米1位を獲得しそれまでにない成功を収めることとなる。
ポップな曲調と独特な指ではじくギター奏法とプロデュースとしても才能を発揮するリンジー・バッキンガム、可憐な小悪魔的な容姿と個性派シンガーのスティービー・ニックス、穏やかで大人の雰囲気のクリスティン・マクビー、三者三様の曲とボーカルが醸し出す個の入り混じった雰囲気が大きな魅力となっている。

「マンデイ・モーニング」で始まるこのアルバムは当時新しいポップ・ロックとしてとても聴きやすく私の愛聴盤となった。
アコースティック・ギターが心地よくハードな曲もよりポップに仕上がっている。
それまで5枚のアルバムに参加し紅一点でがんばっていたクリスティン・マクビーも解放されたかのように気持ち良さそうに歌っているのが印象的である・・・「シュガー・ダディ」
そして最後の「アイル・ソー・アフレイド」リンジーの曲で哀愁を帯びたギター・ソロでアルバムは終了し、2年後の大ヒット・アルバム「Rumours(邦題:噂)」に続いていくのだ♪

1977年12月5日初来日の武道館公演、当時、鳥取に転勤してた私は夜行列車に乗って上京。
初の武道館でございました・・・あぁ~青春してたなぁ・・・


ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD



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