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IT'S A BEAUTIFUL DAY [Rock]

私が二十歳前後の頃、休日に京都の従兄弟の家に遊びに行き、輸入盤を買いに京都の街に繰り出していた。
河原町でたまたま見つけたロック喫茶「治外法権」狭い店内には信じられない大音響でロックが流れていた。
いまだかつてレコードをこんな大音響で聴いたのはここだけではないだろうか・・・
すごく気に入って何度も京都に行くたびに通ったものだ♪
店名を覚えてたのでググってみたら・・・場所は変わってたけどまだ健在であった(感激!)
そして行くたびによくかかっていて、ジャケットに魅せられて購入したアルバムがある。

IT'S A BEAUTIFUL DAY / IT'S A BEAUTIFUL DAY

It's A Beautiful Day.JPG


1967年サンフランシスコでヴォーカル&バイオリンのデヴィット・ラフレームを中心に結成され4枚のアルバムを残し’74年に解散している。
60年代のサイケデリック・ムーブメントの中、60年末期〜70年代初頭のラブ・ジェネレーションの中心となりグレイトフルデット、ジェファーソンエアプレイン、サンタナ等ウエストコーストを代表するバンド。
これは1969年に発売された1st.アルバムである。
一種のメディテイション・ミュージックでありLSD体験時から生まれたトリップ・ミュージックだとされている。

「WHITE BIRD」で始まるこのアルバムはバイオリンと女性ボーカルのからみがグループ独特のサウンドを醸し出している。
「WASTED UNION BLUES」などはトリップ・ミュージックを象徴する曲でクリムゾン的なギターとピアノで始まりバイオリンでぐいぐい引っ張られて行く感じがたまらない。
B面3曲は組曲風な作りになっていて1曲目の「BONBAY CALLING」は翌年発表されたディープパープルの「Child in time」そのものである・・・聴いてほしいなぁ

今聴くと全体に古さは感じるものの最近聴かなくなったサウンド感が心地よい。
やっぱりこれは名盤と言っておこう♪
CD化されてるのでいつでも聴けるアルバムだが一時期ジャケットの使用許可が出なくて裏ジャケットのカモメの写真が使われてた物もある。

RIMG1612.JPG

こちらがその裏ジャケットです。


It's a Beautiful Day

It's a Beautiful Day

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: San Francisco Sound
  • 発売日: 2001/11/13
  • メディア: CD




もう1枚このバンドのアルバムがあったので続けて録音してみた。
CHOICE QUALITY STUFF/ANYTIME / IT'S A BEAUTIFUL DAY

RIMG1610.JPG

1972年発売の3rd.アルバム。
A面がCHOICE QUALITY STUFFサイドで6曲、B面がANYTIMEサイドで5曲収録されている。
アルバムはあるものの聴いた記憶がほとんど無い・・・
1st.アルバムに比べると随分ポップな仕上がりになっている。
インストの曲も2曲入っていて1st.アルバムのようなトリップ・ミュージックのイメージは無く普通のアメリカン・バンドという感じだ。
可もなく不可もなくといった印象のアルバムでした。


チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: マスクラット・レコード
  • 発売日: 2008/12/10
  • メディア: CD



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