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STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS [Rock]

私はアメリカン・ロックが大好きで、特にウエスト・コーストの音楽を特に好んで聴いていた。
たぶんその中で一番聴いているのがドゥービー・ブラザーズだ。
1970年にトム・ジョンストンとパトリック・シモンズが中心となって結成され翌1971年にレコード・デビューしている。
ロックンロール好きのトムとカントリー/フォーク系のパットの二人が対照的な曲を提供しているのがバンドの魅力となっている。

STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS

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このアルバムは1975年にリリースされた彼らの通算5枚目のアルバムで前期の最高傑作である。
このアルバムからスティーリー・ダンにいたジェフ・バクスターが正式にメンバーとなりトリプル・ギターとツイン・ドラムスのラインアップは強力で迫力満点だ。
このアルバムではホーン・セクションとストリングスを大胆に導入し、よりパワーアップしたサウンドが味わえる。

①トムの曲「SWEET MAXINE」:リトルフィートのビル・ペインのキーボードで始まるこの1曲目からドゥービー・サウンドにどっぷりと入り込んでしまう。
途中のシャウト部分で鳥肌が立ってしまったぜぃ!
②2曲目はパットの「NEAL'S FANDANGO」・・・新加入のジェフのベダス・スティールに二人のギターが絡み合っていい味出してます。
④「TEXAS LULLABY」ではギター・ソロがテープの逆回転を使った面白い演奏になってたりする。
⑤「SLAT KEY SOQUEL RAG」・・・パットとジェフの二人のアコースティック・ギターが心地よいインストルメンタルでライヴでは必ず演奏するお決まりの曲だ。
⑦「I CHEAT THE HANGMAN」パットのこの曲は前作のヒット曲「ブラック・ウォーター」の流れを引き継ぐ新しいドゥービー・サウンドの大作でコーラス、ストリングス、演奏すべて計算され、群を抜いた出来映えである。
⑨「RAINY DAY CROSSROAD BLUES」トリプル・ギターだってのにさらにライ・クーダーのボトルネック・ギターまでフューチャーされた豪華版!

このアルバム発表後、1975年に初来日公演を行っている・・・見に行きましたよ!
この公演にはトム・ジョンストンも来日しているが体調不良でその後ライブ・メンバーから抜けている。
この時、マイク・マクドナルドもトムのサポート・メンバーとして正式メンバーとなり初来日公演がマイクの新メンバーお披露目となっている。
その後、マイクは音楽的にも中心メンバーとなりサウンドは洗練されたAOR色が強くなりグラミー賞を受賞するアルバム「ミニット・バイ・ミニット」(1978年発売)へと続いて行くのだ。

その後も来日公演は数回見に行ったなぁ・・・解散コンサート、再結成ツアーどれも良かった、今でも大好きなグループです。


スタンピード

スタンピード

  • アーティスト: ドゥービー・ブラザーズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD



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