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Fleetwood Mac / Fleetwood Mac [Rock]

記念すべきLPレコード/デジタル化のファーストアルバムは「Fleetwood Mac / Fleetwood Mac」に決定!

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私はフリートウッド・マックが大好きである!
しかし、このグループほどメンバーチェンジと音楽性の変化がめまぐるしいグループは珍しい。

1967年にピーター・グリーンとミック・フリートウッドを中心に結成されジョン・マクビーが参加「ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック」で翌年1st.アルバムをリリース。
サンタナの大ヒットで有名になった「ブラック・マジック・ウーマン」もこのグループのオリジナル曲で1968年にリリースしている。
そしてグループ名を「フリートウッド・マック」とし同年8月に「英吉利の薔薇」をリリース。
泥臭いブルース・バンドでアメリカでも注目を浴びるがピーター・グリーンやジェレミー・スペンサーが相次いでドラッグの為、1970年に脱退。
   ・・・いずれこの頃のLPもUPいたします・・・

この頃からメンバーチェンジが頻繁になり1970年にクリスティン・マクビー、翌年ボブ・ウェルチが参加しポップなサウンドへと変貌していく。
1974年までに4枚のアルバムをリリースし拠点をアメリカ・カリフォルニアへ移すがボブ・ウェルチが脱退しバンド存続の危機を迎える。
そして運命の出会い・・・ミックは「バキンガム・ニックス」というアメリカ人のデュオのアルバムを聴き12月にリンジー・バッキンガムに連絡を入れる。
バンドに誘われたリンジーは共作者でもあるスティービー・ニックスを同行することを提案し、新しいバンド・メンバーとして参加することになる。
そして1975年このアルバム「フリートウッド・マック(邦題はファンタスティック・マック)」を発表する。

よりポップになった新生フリートウッド・マックは「セイ・ユー・ラブ・ミー」「リアノン」といったヒット曲が生まれ初の全米1位を獲得しそれまでにない成功を収めることとなる。
ポップな曲調と独特な指ではじくギター奏法とプロデュースとしても才能を発揮するリンジー・バッキンガム、可憐な小悪魔的な容姿と個性派シンガーのスティービー・ニックス、穏やかで大人の雰囲気のクリスティン・マクビー、三者三様の曲とボーカルが醸し出す個の入り混じった雰囲気が大きな魅力となっている。

「マンデイ・モーニング」で始まるこのアルバムは当時新しいポップ・ロックとしてとても聴きやすく私の愛聴盤となった。
アコースティック・ギターが心地よくハードな曲もよりポップに仕上がっている。
それまで5枚のアルバムに参加し紅一点でがんばっていたクリスティン・マクビーも解放されたかのように気持ち良さそうに歌っているのが印象的である・・・「シュガー・ダディ」
そして最後の「アイル・ソー・アフレイド」リンジーの曲で哀愁を帯びたギター・ソロでアルバムは終了し、2年後の大ヒット・アルバム「Rumours(邦題:噂)」に続いていくのだ♪

1977年12月5日初来日の武道館公演、当時、鳥取に転勤してた私は夜行列車に乗って上京。
初の武道館でございました・・・あぁ~青春してたなぁ・・・


ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD



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