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バリ島のガムラン音楽 2 [Gamelan]

前回UPした「バリ島のガムラン音楽」を聞きまくっていて他にもないのかとレコード会社のカタログで民族音楽を調べまくった。
なかなかインドネシアを扱ってるシリーズがなく、見つけて発注しても廃盤扱いになっていたりで諦めかけていた時、マイナーレーベル(トリオレコード)で見つけたLPがこのアルバム。

BALI.JPG

邦題は「バリ島のガムラン音楽」監修は小泉文夫でライナーノートに前回のアルバムの写真まで私用されているが録音は全く別物である。
演目の説明はあるものの録音に関するデータが全く書かれてないのでどこのグループなのか全く不明という不親切なアルバムです。
裏ジャケットには何やら曲や説明が記入されているのだけれど英語でもなく、どうやらフランス語かな?それすらわからない代物であった。(笑)

収録されているのは・・・
①ラーマーヤナの踊り・・・バリ島の夜に自転車で回って録音したと書いてあったけどあまり音は良くないしレコードに傷があるのかA面全体にプチプチとノイズが入ってるのが残念だ。
あまりガムランのCDとかに収録されてない演目、全体にゆったりとした曲調のゴングビヤール
②バロンと剣士の踊り・・・バロンの前奏曲でスリンが中心の演奏となっている。
③奉納の行列・・・2分足らずの短い曲だがオダランの奉納の行列らしく通過して行く様子がうかがえる、バラガンジュールの演奏。
④ケチャ・・・ここからB面なんだけど録音状態がなかなか良い。
バランスもよくケチャの臨場感がよく味わえる構成で気持ち良く聞ける。
⑤グンデル・ワヤン:アンサルン・・・影絵芝居の伴奏。
グンデル4台(2台一組が2組)での演奏で個人的に好きな演奏である。
⑥ペンデ・・・ガムランの音がこの曲だけ随分違って聞こえる・・・宮廷音楽のような響きなので、おそらくスマル・プグリンガンだと思われる。
⑦レゴン・・・レゴンもいろいろ種類があるけどどの演目かは不明だが途中からの録音で後半のみの録音。

このアルバムは前回のに比べるとそんなに聞いてなかったので随分新鮮に聞く事が出来た。
ワヤン・クリはまだ実際に見た事がないので次回あたり観賞に行ってみたくなった。

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