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RUNNING ON EMPTY / JACKSON BROWNE [Rock]

今、シェリル・クロウとのジョイント・ツアーで来日中のジャクソン・ブラウン。
今回は公演を観に行かないので久々にこのレコードが聴きたくなった♪

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RUNNING ON EMPTY / JACKSON BROWNE(1977)
ジャクソン・ブラウンは私の大好きなミュージシャンの一人で3・4回来日公演にも行ったことがある。
このアルバムは名作「プリテンダー」に続いて発表されたライブ・アルバムだ。
ツアー・メンバーはいつもレコーディングに参加しているおなじみのミュージシャンが勢揃いしている。
デイヴィッド・リンドレー(フィドル、ラップ・スティール)以外は、ダニー・コーチマー(ギター)、ラス・カンケル(ドラムス)、リーランド・スクラー(ベース)、クレイグ・ダーギ(キーボード)のセクションのメンバーで構成されている。
さらにダグ・ヘイウッド、ローズマリー・バトラーがバックコーラスで参加している。
このメンバーでの来日公演も見る機会があったが鳥肌もので素晴らしかった♪

このアルバムではジャクソン・ブラウンのオリジナルは2曲のみで4曲が共作、2曲がカバー曲となっている。
オープニングを飾る「Running On Empty」・・・のっけからラス・カンケルの軽快なドラミングにのってジャクソンらしい曲で歌い上げるとデイヴィッド・リンドレーのラップ・スティールでジャクソンの世界に引き込まれていく。
「The Road」・・・ダニー・オキーフの曲で前半は生ギターとデイヴィッドのフィドルのみで語りかけるように歌い、途中から全員の演奏になっていく。
「Rosie」・・・ドナルド・ミラーとの共作でピアノの弾き語り、ダグとローズマリーのバックコーラスが曲を盛り上げている。
「You Love The Thunder」・・・ジャクソンのオリジナル曲、どことなく憂いを感じるジャクソンらしい曲調でバンドの演奏も完成された世界にはまってジャクソン・ファンにはたまらない曲である。
「Cocaine」・・・ゲイリー・デイヴィスの曲でステージでのテイクではなくリハーサル・ルームでのセッション。
「Shaky Town」・・・ギターで参加しているダニー・コーチマーの曲で彼のバック・ヴォーカルが聞ける。
「Love Needs A Heart」・・・リトルフィートのローウェル・ジョージ、ヴァレリー・カーターとの共作という珍しい曲
どんな曲もジャクソンならではの曲に仕上がってしまうのがいいんですね。
「Nothing But Time」・・・このテイクはツアー・バスの中でのセッションでバスの走る音がバックで聞こえている。
「The Road-Out」・・・ブラウン・ガロファロとの共作・・・ステージが終わり、セットを片付け運び出す、だけどまだ歌いたいからピアノだけは残しておいて・・・と歌うこの曲からそのまま最終曲「Stay」とつながれていく。
この曲ではメンバーのヴォーカルも聴けるハイライト・ナンバーとなっている。

ジャクソン・ブラウンのツアーの中でも最強のミュージシャンが参加したこのライブ・アルバムは、シンプルだけど力強いリズム・セクションと音楽職人たちの名演奏が収められた私のベスト・アルバムのひとつです。



孤独なランナー

孤独なランナー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: CD



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