Sailin' Shoes / Little Feat [Rock]
Sailin' Shoes / Little Feat(1972年)
私の大好きなバンドのひとつリトル・フィート
1969年ローウェル・ジョージ(スライド・ギター、ヴォーカル)ビル・ペイン(キーボード、ヴォーカル)リッチー・ヘイワード(ドラムス)ロイ・エストラーダ(ベース、このアルバム発表後脱退))の4人で結成される。
ファースト・アルバムは商業的に成功ではなかったが、プロデューサーにドゥービーブラザーズを手がけているテッド・テンプルマンを迎えての2nd.アルバム。
さすがに数々の名盤を生み出してた頃のテッドのプロデュースはファースト・アルバムに比べてサウンドに格段の進歩が見られ迫力のあるアメリカン・ロック・アルバムに仕上がっている。
ベスト・トラックは名曲「Willin’」でファースト・アルバムにも収録されているがこちらの方が圧倒的に良い出来である。
ローウェル・ジョージのスライド・ギターがあまりにも有名になってしまって彼のワンマン・バンド的に思われがちだがビル・ペインのキーボード、リッチー・ヘイワードのドタバタ変則ドラムも良い味出してます。
そしてもう一人のメンバーとも言えるネオン・パークが、このアルバムから印象的なジャケットのイラストを手がけている。
4枚目「アメイジング」が国内ではリトル・フィート初の発売となっていて国内未発売だった1st..2nd.アルバムは輸入版をすぐに買って聴いたものである。
1978年に初来日していて、その時の公演を見に行きましたがその当時はポール・バレールやビル・ペインの存在が大きくローウェル・ジョージは若干お疲れのような感じでした。
翌年ローウェルが急逝してしまい貴重なライブとなってしまいましたが今も記憶の中で生き続けています。