SSブログ

Little Feat / Little Feat [Rock]

Little Feat 1st.jpg

Little Feat / Little Feat (1971年)
前回2ndアルバム「Sailin' Shoes」をUPした後、すごく聞きたくなってさっそくデジタル化し、改めて聞き直す・・・
いきなりロウエル・ジョージのギターから始まる「Snales on Everything」(ビル・ペインの曲)でリトル・フィートの歴史は始まったんですね。
アルバム・プロデュースはラス・タイトル万(よく知らない・・・)
全体的にシンプルでリトル・フィート特有のファンキーさはまだ感じられない。
3曲目の「Truck Stop Flats」はロウエル&ペインの共作でザ・バーズも演奏している。
5曲目に2ndアルバムでも再録されてる名曲「Willin」にはライ・クーダーがボトルネック・ギターで参加している。
出来の方はといえばテンポも早く、2ndアルバムのバージョンの方がその後のライブでも演奏されている。
続く「Hamburger Midnight」でリトル・フィートらしいパワフルな演奏が楽しめる。
B面に変わり(アナログだなぁ)「Forty Four Blues/How Many More Years」ぎんぎんのブルース・ナンバーでライ・クーダーのボトルネックとロウエルのブルース・ハープのからみが最高にカッコイイ曲である。
「Crack in Your Door」もこのバンドらしいドライヴ感のある曲で好きだ。
「I've Been the One」にはペダル・スティールでスヌーキー・ピートが参加しててウエスト・コースト特有のゆったりした曲である。
全体的にはまだ荒削りな感じのアルバムであるが、こうして聞くとビル・ペインの存在は欠かせないバンドなんだなぁと再確認。
名盤はまだまだたくさんあるバンドだけに後でじっくりUPしたいと思います。
Little Feat

Little Feat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wea Japan
  • 発売日: 2009/02/03
  • メディア: CD



Sailin' Shoes / Little Feat [Rock]

Sailin' Shoes.jpg

Sailin' Shoes / Little Feat(1972年)
私の大好きなバンドのひとつリトル・フィート
1969年ローウェル・ジョージ(スライド・ギター、ヴォーカル)ビル・ペイン(キーボード、ヴォーカル)リッチー・ヘイワード(ドラムス)ロイ・エストラーダ(ベース、このアルバム発表後脱退))の4人で結成される。
ファースト・アルバムは商業的に成功ではなかったが、プロデューサーにドゥービーブラザーズを手がけているテッド・テンプルマンを迎えての2nd.アルバム。
さすがに数々の名盤を生み出してた頃のテッドのプロデュースはファースト・アルバムに比べてサウンドに格段の進歩が見られ迫力のあるアメリカン・ロック・アルバムに仕上がっている。

ベスト・トラックは名曲「Willin’」でファースト・アルバムにも収録されているがこちらの方が圧倒的に良い出来である。
ローウェル・ジョージのスライド・ギターがあまりにも有名になってしまって彼のワンマン・バンド的に思われがちだがビル・ペインのキーボード、リッチー・ヘイワードのドタバタ変則ドラムも良い味出してます。

そしてもう一人のメンバーとも言えるネオン・パークが、このアルバムから印象的なジャケットのイラストを手がけている。

4枚目「アメイジング」が国内ではリトル・フィート初の発売となっていて国内未発売だった1st..2nd.アルバムは輸入版をすぐに買って聴いたものである。

1978年に初来日していて、その時の公演を見に行きましたがその当時はポール・バレールやビル・ペインの存在が大きくローウェル・ジョージは若干お疲れのような感じでした。
翌年ローウェルが急逝してしまい貴重なライブとなってしまいましたが今も記憶の中で生き続けています。


セイリン・シューズ

セイリン・シューズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD



EAT A PEACH / THE ALLMAN BROTHERS BAQND [Rock]

EAT A PEACH.jpg

EAT A PEACH / THE ALLMAN BROTHERS BAQND
オールマン・ブラザーズ・バンドの最高傑作といえば「フィルモア・イースト・ライヴ」があるが個人的にはこの「イート・ア・ピーチ」の方が好きなアルバムだ。
私の敬愛するギタリスト、デュアン・オールマン最後のレコーディング・アルバムである。
1971年10月29日、このアルバムのレコーディング中「あと10日でアルバムを仕上げます」とマネージャーに伝え休暇をもらいメイコンの街でつかの間の休暇を楽しんでる最中にバイク事故をおこし24歳という短い人生を閉じた。
1枚目のA面(①~③)はデュアンが亡くなってからの録音サイド。
1曲目「Ain't Wastin' Time No More」はデュアン・オールマン亡き後を引き継ぐべくディッキー・ベッツのスライド・ギターで始まる、グレッグ・オールマンの絞り出すようなヴォーカルも力強い。
1枚目のB面④と2枚目のA面(⑤⑥)の3曲は「フィルモア・イースト・ライヴ」と同じ時のライヴ・テイクで④「Mountain Lam」は33分に及ぶ熱演が収められている。
2枚目のB面(⑦⑧⑨)の3曲がデュアン・オールマンが参加している最後のスタジオ・レコーディング。
⑨「Little Maryha」はデュアンとディッキーの二人のギター・インストの曲で締めくくられる。

デュアンの死を乗り越えてのアルバムだが悲壮感は無く、1枚のROCKアルバムとして完成された傑作である。
このアルバム以降の方がリアルタイムで聞き続けたアルバムで今後に紹介していくつもりです。


イート・ア・ピーチ

イート・ア・ピーチ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD



IT'S A BEAUTIFUL DAY [Rock]

私が二十歳前後の頃、休日に京都の従兄弟の家に遊びに行き、輸入盤を買いに京都の街に繰り出していた。
河原町でたまたま見つけたロック喫茶「治外法権」狭い店内には信じられない大音響でロックが流れていた。
いまだかつてレコードをこんな大音響で聴いたのはここだけではないだろうか・・・
すごく気に入って何度も京都に行くたびに通ったものだ♪
店名を覚えてたのでググってみたら・・・場所は変わってたけどまだ健在であった(感激!)
そして行くたびによくかかっていて、ジャケットに魅せられて購入したアルバムがある。

IT'S A BEAUTIFUL DAY / IT'S A BEAUTIFUL DAY

It's A Beautiful Day.JPG


1967年サンフランシスコでヴォーカル&バイオリンのデヴィット・ラフレームを中心に結成され4枚のアルバムを残し’74年に解散している。
60年代のサイケデリック・ムーブメントの中、60年末期〜70年代初頭のラブ・ジェネレーションの中心となりグレイトフルデット、ジェファーソンエアプレイン、サンタナ等ウエストコーストを代表するバンド。
これは1969年に発売された1st.アルバムである。
一種のメディテイション・ミュージックでありLSD体験時から生まれたトリップ・ミュージックだとされている。

「WHITE BIRD」で始まるこのアルバムはバイオリンと女性ボーカルのからみがグループ独特のサウンドを醸し出している。
「WASTED UNION BLUES」などはトリップ・ミュージックを象徴する曲でクリムゾン的なギターとピアノで始まりバイオリンでぐいぐい引っ張られて行く感じがたまらない。
B面3曲は組曲風な作りになっていて1曲目の「BONBAY CALLING」は翌年発表されたディープパープルの「Child in time」そのものである・・・聴いてほしいなぁ

今聴くと全体に古さは感じるものの最近聴かなくなったサウンド感が心地よい。
やっぱりこれは名盤と言っておこう♪
CD化されてるのでいつでも聴けるアルバムだが一時期ジャケットの使用許可が出なくて裏ジャケットのカモメの写真が使われてた物もある。

RIMG1612.JPG

こちらがその裏ジャケットです。


It's a Beautiful Day

It's a Beautiful Day

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: San Francisco Sound
  • 発売日: 2001/11/13
  • メディア: CD




もう1枚このバンドのアルバムがあったので続けて録音してみた。
CHOICE QUALITY STUFF/ANYTIME / IT'S A BEAUTIFUL DAY

RIMG1610.JPG

1972年発売の3rd.アルバム。
A面がCHOICE QUALITY STUFFサイドで6曲、B面がANYTIMEサイドで5曲収録されている。
アルバムはあるものの聴いた記憶がほとんど無い・・・
1st.アルバムに比べると随分ポップな仕上がりになっている。
インストの曲も2曲入っていて1st.アルバムのようなトリップ・ミュージックのイメージは無く普通のアメリカン・バンドという感じだ。
可もなく不可もなくといった印象のアルバムでした。


チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

チョイス・クオリティ・スタッフ/エニータイム (紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: マスクラット・レコード
  • 発売日: 2008/12/10
  • メディア: CD



STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS [Rock]

私はアメリカン・ロックが大好きで、特にウエスト・コーストの音楽を特に好んで聴いていた。
たぶんその中で一番聴いているのがドゥービー・ブラザーズだ。
1970年にトム・ジョンストンとパトリック・シモンズが中心となって結成され翌1971年にレコード・デビューしている。
ロックンロール好きのトムとカントリー/フォーク系のパットの二人が対照的な曲を提供しているのがバンドの魅力となっている。

STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS

RIMG1609.JPG

このアルバムは1975年にリリースされた彼らの通算5枚目のアルバムで前期の最高傑作である。
このアルバムからスティーリー・ダンにいたジェフ・バクスターが正式にメンバーとなりトリプル・ギターとツイン・ドラムスのラインアップは強力で迫力満点だ。
このアルバムではホーン・セクションとストリングスを大胆に導入し、よりパワーアップしたサウンドが味わえる。

①トムの曲「SWEET MAXINE」:リトルフィートのビル・ペインのキーボードで始まるこの1曲目からドゥービー・サウンドにどっぷりと入り込んでしまう。
途中のシャウト部分で鳥肌が立ってしまったぜぃ!
②2曲目はパットの「NEAL'S FANDANGO」・・・新加入のジェフのベダス・スティールに二人のギターが絡み合っていい味出してます。
④「TEXAS LULLABY」ではギター・ソロがテープの逆回転を使った面白い演奏になってたりする。
⑤「SLAT KEY SOQUEL RAG」・・・パットとジェフの二人のアコースティック・ギターが心地よいインストルメンタルでライヴでは必ず演奏するお決まりの曲だ。
⑦「I CHEAT THE HANGMAN」パットのこの曲は前作のヒット曲「ブラック・ウォーター」の流れを引き継ぐ新しいドゥービー・サウンドの大作でコーラス、ストリングス、演奏すべて計算され、群を抜いた出来映えである。
⑨「RAINY DAY CROSSROAD BLUES」トリプル・ギターだってのにさらにライ・クーダーのボトルネック・ギターまでフューチャーされた豪華版!

このアルバム発表後、1975年に初来日公演を行っている・・・見に行きましたよ!
この公演にはトム・ジョンストンも来日しているが体調不良でその後ライブ・メンバーから抜けている。
この時、マイク・マクドナルドもトムのサポート・メンバーとして正式メンバーとなり初来日公演がマイクの新メンバーお披露目となっている。
その後、マイクは音楽的にも中心メンバーとなりサウンドは洗練されたAOR色が強くなりグラミー賞を受賞するアルバム「ミニット・バイ・ミニット」(1978年発売)へと続いて行くのだ。

その後も来日公演は数回見に行ったなぁ・・・解散コンサート、再結成ツアーどれも良かった、今でも大好きなグループです。


スタンピード

スタンピード

  • アーティスト: ドゥービー・ブラザーズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD



Fleetwood Mac / Fleetwood Mac [Rock]

記念すべきLPレコード/デジタル化のファーストアルバムは「Fleetwood Mac / Fleetwood Mac」に決定!

Fleetwood mac 2.JPG
私はフリートウッド・マックが大好きである!
しかし、このグループほどメンバーチェンジと音楽性の変化がめまぐるしいグループは珍しい。

1967年にピーター・グリーンとミック・フリートウッドを中心に結成されジョン・マクビーが参加「ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック」で翌年1st.アルバムをリリース。
サンタナの大ヒットで有名になった「ブラック・マジック・ウーマン」もこのグループのオリジナル曲で1968年にリリースしている。
そしてグループ名を「フリートウッド・マック」とし同年8月に「英吉利の薔薇」をリリース。
泥臭いブルース・バンドでアメリカでも注目を浴びるがピーター・グリーンやジェレミー・スペンサーが相次いでドラッグの為、1970年に脱退。
   ・・・いずれこの頃のLPもUPいたします・・・

この頃からメンバーチェンジが頻繁になり1970年にクリスティン・マクビー、翌年ボブ・ウェルチが参加しポップなサウンドへと変貌していく。
1974年までに4枚のアルバムをリリースし拠点をアメリカ・カリフォルニアへ移すがボブ・ウェルチが脱退しバンド存続の危機を迎える。
そして運命の出会い・・・ミックは「バキンガム・ニックス」というアメリカ人のデュオのアルバムを聴き12月にリンジー・バッキンガムに連絡を入れる。
バンドに誘われたリンジーは共作者でもあるスティービー・ニックスを同行することを提案し、新しいバンド・メンバーとして参加することになる。
そして1975年このアルバム「フリートウッド・マック(邦題はファンタスティック・マック)」を発表する。

よりポップになった新生フリートウッド・マックは「セイ・ユー・ラブ・ミー」「リアノン」といったヒット曲が生まれ初の全米1位を獲得しそれまでにない成功を収めることとなる。
ポップな曲調と独特な指ではじくギター奏法とプロデュースとしても才能を発揮するリンジー・バッキンガム、可憐な小悪魔的な容姿と個性派シンガーのスティービー・ニックス、穏やかで大人の雰囲気のクリスティン・マクビー、三者三様の曲とボーカルが醸し出す個の入り混じった雰囲気が大きな魅力となっている。

「マンデイ・モーニング」で始まるこのアルバムは当時新しいポップ・ロックとしてとても聴きやすく私の愛聴盤となった。
アコースティック・ギターが心地よくハードな曲もよりポップに仕上がっている。
それまで5枚のアルバムに参加し紅一点でがんばっていたクリスティン・マクビーも解放されたかのように気持ち良さそうに歌っているのが印象的である・・・「シュガー・ダディ」
そして最後の「アイル・ソー・アフレイド」リンジーの曲で哀愁を帯びたギター・ソロでアルバムは終了し、2年後の大ヒット・アルバム「Rumours(邦題:噂)」に続いていくのだ♪

1977年12月5日初来日の武道館公演、当時、鳥取に転勤してた私は夜行列車に乗って上京。
初の武道館でございました・・・あぁ~青春してたなぁ・・・


ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

ファンタスティック・マック(リマスター&ボーナス・トラック・エディション)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。